ゲノム・ニュース
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2009年12月12日
高山がNWFベルト復活宣言！「IWGPなんて猪木が舌出して生まれたズンドコベルト」
東スポによりますと、1・４ドームで中邑選手との対戦が決定した高山選手がNWFのベルトを復活させると宣言しています。
→IWGP王者・中邑の対戦相手は“帝王”高山善廣！/1月4日東京ドーム公開記者会見
高山選手のコメント
「封印返しだな。同じ舞台だしね。IWGPを成仏させて、闘いによって封印されたNWFを復活させる。今のベルトはブロック･レスナーからブン取られて取り返せずに作ったベルトじゃん。価値なんかないよ。スキャンダルなんてカッコいいもんじゃない。アントンが舌を出して生まれたズンドコベルト。IWGPは失敗の歴史。俺がファンの頃にアントンやハンセンが巻いてる姿を見て、単純に『いいなあ』と感じたNWFの方が魅力的。勝負したベルトとIWGPは違う」
IWGPの歴史は昭和55年暮れに、新間さんがリング上で「アントニオ猪木がいよいよ世界統一に乗り出す」と宣言したのが始まりでしたね。翌年の昭和56年の4月23日の蔵前で猪木さんがハンセンとNWF王座決定戦を行い、猪木さんが勝利。その場でIWGPのために返上封印しました。ということなので、僕としてはIWGPの中にNWFの激闘の歴史もあると認識してるのですが、高山選手はNWFの方が魅力的だそうです。
その後、封印したはずのNWFのベルトが2002年に復活。もう一度、猪木さんがやってた頃の闘いを取り戻して欲しいということで甦ったんですよね。上井さんの仕掛けでした。2003年の1・4ドームで高山選手が高阪さんを破り、新王者になりました。あの時の高山選手は大みそかでボブ・サップにボコボコにされた後にも関わらず、出場してましたね。
5・2のドームでは初めて、IWGP王者の永田選手とNWF王者の高山選手がダブルタイトル戦を行い、高山選手が勝利。２冠王になりました。
その試合直後、ちょっとしたハプニングがありました。新間さんが勝手にリングに上がって、勝手にマイクを持って「高山選手が勝ったんだからIWGPを封印してほしい」と。挑戦に名乗りを挙げていた天山選手が「それは違うだろ」と反発。新間さんは「歴史を知らない者は黙ってろ」と一喝しました。
翌年の２００４年1・４ドームでは正式にベルト統一戦が行われ、中邑選手がNWFを封印しましたが、その前にNWF王者が勝ってることになります。中邑選手も高山選手のNWFに挑戦して敗れています。もしかすると封印すべきはIWGPの方だったかもしれませんね。
その統一したIWGPも２００６年にレスナーが持ち逃げ。猪木さんは「力づくで取り返して来い」と言いましたが、新日本は剥奪を決め、新王者に棚橋選手がなりました。
僕の中では、ここでIWGPの歴史は終わったと思ったんですけどね。1年後にIGFがレスナーからベルトを取り返してくれたのでスッキリはしましたけどね。そのベルトはカート・アングルに移動し、新日本で中邑選手と闘い、中邑選手がベルト統一に成功しました。
今度、また高山選手がNWFのベルトを復活させたら歴史の繰り返しになりますね。まあ、中邑選手を挑発するというのが目的かもしれませんが、NWFのベルトってIGFが持ってるんですよね。確かIGFの会場に展示してありました。高山選手はそこまで考えての挑発だったら凄いですね。
そういうことであればドームで高山選手が中邑選手を倒して、勝ったとしたら、IGFにIWGPのベルトを持ってくることも考えられます。
勝手にIGFのリングで防衛戦したらおもしろそうです。2・22のJCB大会で小川選手なり、ジュシュなりが挑戦して移動することもあるかもしれません。そうなったら、中邑選手は取り返しに来るのでしょうか？それともまた剥奪するんでしょうか？詳細は紙面にてご確認ください。→最新情報/プロレス人気ランキングへ
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高山がIWGP取って、もし小川、ｼﾞｮｼｭに渡ったのなら、中邑は取り返しに行くでしょうね。彼はそういう男ですよ。
