ゲノム・ニュース
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2012年08月06日
武藤敬司が猪木を熱弁「猪木さんは時代を切り開いた人だから本当に見習う」
→猪木が秋葉原で闘魂ビンタ「私は人を叩く事で生きています」 このあと21時からBS11でIGF7・14大阪大会「バンナｖｓ藤田」が放送
先日放送されたBS朝日「極上空間」に闘魂三銃士の蝶野選手と武藤選手が出演。仲の良い者どうしがドライブしながら軽快にフリートークし、車にカメラを設置してあるだけなので2人の本音も聞き出せるという感じの番組です。
この番組の中で蝶野選手と武藤選手が「偉大なる師匠の素顔」と題して猪木さんについて語っていました。
武藤選手「俺一番最初さ、坂口さんにかわいがられてたから、その流れで木村さんの付き人になったんだけど、お前は最初から猪木さんだよな」
蝶野選手「そうそうそう。だから猪木さんの付き人になると発表されて、翌日の夜中に目が覚めたもん」
武藤選手「何で？」
蝶野選手「猪木さんが夢に出てきて（笑）。“猪木さんが来たぞ！”って。うわーって起きて。寝過したと思って。夜中の2時か3時くらいに起きてよ」
武藤選手「お前の付き人は酷いよ。猪木さんの付き人って試合終わったら、黒い墨でクツ磨かないといけないから、お前デタラメに磨いているから、翌日試合やったら相手の選手とかみんな真っ黒になっちゃって（笑）」
蝶野選手「・・・（笑）。あれは最初塗り方がわからなくて、一所懸命塗りすぎて、マードックか。猪木さんの足とったら顔や体が真っ黒になっちゃって（笑）」
武藤選手「酷いよお前の付き人（笑）」
※ここで蝶野選手が話題を変えて猪木さんの尊敬するところを語り始める。
蝶野選手「あのさ、市場の鹿児島だっけ？旅館があって真向かいにサウナがある・・・」
武藤選手「鹿児島！うん、鹿児島」
蝶野選手「猪木さんなんかはあそこの風呂入らないで向かいのサウナに入ってたじゃん」
武藤選手「うん、そうそう」
蝶野選手「その時、俺と猪木さんだけで。俺が先に体をバーっと洗って、タオルを取りに行って。猪木さんが自分一人で体を洗ってたのよ。そのあとね、周りの他の誰もいないところの流し台をシャワーでキレイにして、桶とかを並べてんのよ。猪木さんが」
武藤選手「へぇー」
蝶野選手「あれ？猪木さんってこういうことする人なんだと思ってビックリしたよ」
武藤選手「へぇー」
蝶野選手「だから俺もそれを見てから、なるべく桶を並べたりしてるよね」
武藤選手「凄いよね」
蝶野選手「でも一番の憧れは藤波さんだったんだよね。金貰えるから」
武藤選手「あ、そうなの？」
蝶野選手「藤波さんは1シーズンぐらい５万円ぐらいくれるから。でも、あの頃の小遣いはさ、新弟子の収入源は大切なアレだよね。猪木さんは一切そういうのないから」
武藤選手「俺ね、付き人じゃねえけどさ、たまたま道場行くときさ、何か知らねえけど、猪木さんがタクシー乗って道場に来たんだよ。練習しに。それで俺、新弟子だよ！『武藤、ちょっと金貸してくれ』って、『タクシー代ねえから金貸してくれて』って（笑）。それで１万円貸したよ。新弟子だよ俺。１万円貸して、まだ戻ってきてないよ！」
蝶野選手「タッハッハッハッハ・・・（笑）」
武藤選手「俺、今度会ったら請求しようかと思ってるから。新弟子の頃の１万円ってデカイからね」
蝶野選手「今の感覚だったら１００万円ぐらいだよね」
武藤選手「うん、まだ猪木さんに返してもらってないよ」
※ここで武藤選手が猪木さんについて熱く語り始める。
※あまりの熱弁に真剣に聞き入る蝶野選手。
武藤選手「猪木さんの凄いところはよ。おそらくプロレスの歴史をたどっていくと、力道山から始まって保守本流というのは馬場さんだよな」
蝶野選手「うんうん、そうだね」
武藤選手「アメリカの付き合いもさ、NWAとかさ、ちゃんとしたデカイ組織とくっついてたよね。その中で、猪木さんはそっちのラインが作れないから、自らでタイガー・ジェット・シン作ったりとかさ、創ったよな。創りごとがうまかったよね」
蝶野選手「あー」
武藤選手「その果てに異種格闘技とかあったりとかさ、うん。あの人はそういう部分では本当に見習うというかさ、生み出す力が凄かったよな。プロデュースというかさ」
蝶野選手「うん」
武藤選手「最たるものはモハメッド・アリとの試合だよな。いくら赤字こいたのか知らないけど、まあまあ名前だけは売れたもんな〜」
蝶野選手「プロデューサーだよな」
その他におもしろかったのは、あの橋本選手「時が来た！」の真相を蝶野選手が語っています。何でも猪木さんの「出る前から負けること考える馬鹿いるかよ」を見てしまって、それ以上のことをやらないとと慌てて意気込んだ結果、失敗したそうです。
個人的におもしろかったのは、違うテレビ局で全く違う番組でありながら、同じ週にですよ。
偶然にも、このBS朝日「極上空間」とテレビ東京「そうだ旅（どっか）に行こう。」の絵が全く同じ。
こちらの番組は通常は１日まるごと休暇をもらって旅をするというような内容ですが、猪木さんのスケジュールの都合上、前代未聞の２時間限定の旅ということで、ドライブしながらのトークが中心となりました。まさに猪木ゲノムは連鎖する。→最新情報/プロレス人気ランキング
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先日放送されたBS朝日「極上空間」に闘魂三銃士の蝶野選手と武藤選手が出演。仲の良い者どうしがドライブしながら軽快にフリートークし、車にカメラを設置してあるだけなので2人の本音も聞き出せるという感じの番組です。
この番組の中で蝶野選手と武藤選手が「偉大なる師匠の素顔」と題して猪木さんについて語っていました。
武藤選手「俺一番最初さ、坂口さんにかわいがられてたから、その流れで木村さんの付き人になったんだけど、お前は最初から猪木さんだよな」
蝶野選手「そうそうそう。だから猪木さんの付き人になると発表されて、翌日の夜中に目が覚めたもん」
武藤選手「何で？」
蝶野選手「猪木さんが夢に出てきて（笑）。“猪木さんが来たぞ！”って。うわーって起きて。寝過したと思って。夜中の2時か3時くらいに起きてよ」
武藤選手「お前の付き人は酷いよ。猪木さんの付き人って試合終わったら、黒い墨でクツ磨かないといけないから、お前デタラメに磨いているから、翌日試合やったら相手の選手とかみんな真っ黒になっちゃって（笑）」
蝶野選手「・・・（笑）。あれは最初塗り方がわからなくて、一所懸命塗りすぎて、マードックか。猪木さんの足とったら顔や体が真っ黒になっちゃって（笑）」
武藤選手「酷いよお前の付き人（笑）」
※ここで蝶野選手が話題を変えて猪木さんの尊敬するところを語り始める。
蝶野選手「あのさ、市場の鹿児島だっけ？旅館があって真向かいにサウナがある・・・」
武藤選手「鹿児島！うん、鹿児島」
蝶野選手「猪木さんなんかはあそこの風呂入らないで向かいのサウナに入ってたじゃん」
武藤選手「うん、そうそう」
蝶野選手「その時、俺と猪木さんだけで。俺が先に体をバーっと洗って、タオルを取りに行って。猪木さんが自分一人で体を洗ってたのよ。そのあとね、周りの他の誰もいないところの流し台をシャワーでキレイにして、桶とかを並べてんのよ。猪木さんが」
武藤選手「へぇー」
蝶野選手「あれ？猪木さんってこういうことする人なんだと思ってビックリしたよ」
武藤選手「へぇー」
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武藤選手「凄いよね」
蝶野選手「でも一番の憧れは藤波さんだったんだよね。金貰えるから」
武藤選手「あ、そうなの？」
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武藤選手「俺ね、付き人じゃねえけどさ、たまたま道場行くときさ、何か知らねえけど、猪木さんがタクシー乗って道場に来たんだよ。練習しに。それで俺、新弟子だよ！『武藤、ちょっと金貸してくれ』って、『タクシー代ねえから金貸してくれて』って（笑）。それで１万円貸したよ。新弟子だよ俺。１万円貸して、まだ戻ってきてないよ！」
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武藤選手「俺、今度会ったら請求しようかと思ってるから。新弟子の頃の１万円ってデカイからね」
蝶野選手「今の感覚だったら１００万円ぐらいだよね」
武藤選手「うん、まだ猪木さんに返してもらってないよ」
※ここで武藤選手が猪木さんについて熱く語り始める。
※あまりの熱弁に真剣に聞き入る蝶野選手。
武藤選手「猪木さんの凄いところはよ。おそらくプロレスの歴史をたどっていくと、力道山から始まって保守本流というのは馬場さんだよな」
蝶野選手「うんうん、そうだね」
武藤選手「アメリカの付き合いもさ、NWAとかさ、ちゃんとしたデカイ組織とくっついてたよね。その中で、猪木さんはそっちのラインが作れないから、自らでタイガー・ジェット・シン作ったりとかさ、創ったよな。創りごとがうまかったよね」
蝶野選手「あー」
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蝶野選手「うん」
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その他におもしろかったのは、あの橋本選手「時が来た！」の真相を蝶野選手が語っています。何でも猪木さんの「出る前から負けること考える馬鹿いるかよ」を見てしまって、それ以上のことをやらないとと慌てて意気込んだ結果、失敗したそうです。
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